CreateJSのトゥイーンは便利で多くの機能を持っています。ここではリファレンスとしてトゥイーンの使い方をまとめました。必要に応じて参考ください。
アニメーションを待機させる wait()
メソッド
wait()
メソッドを使うとアニメーションを待機させることができます。待機時間をミリ秒で指定することにより、その時間が経過するまで次のアニメーションが行われなくなります。下記の例では、wait()
メソッドを使って各トゥイーンの間で待機するようにしています。
createjs.Tween.get(circle) // ターゲットを指定
.wait(2000) // 2.0 秒待機
.to({x: 640}, 1000)
.wait(1000)// 1.0 秒待機
.to({x: 320}, 1000);
特定のタイミングで関数を呼ぶ call()
メソッド
call()
メソッドを使うとトゥイーンの途中で関数を呼び出すことができます。トゥイーンが終わってから関数を実行させたいときに役立ちます。call()
メソッドで関数を指定するときは関数名の後ろ側に括弧表記()
をつけないように注意しましょう。
createjs.Tween.get(circle) // ターゲットを指定
.to({x: 640}, 2000)
.call(step1) // 関数を呼び出す
.to({x: 320}, 2000)
.call(step2); // 関数を呼び出す
function step1(){
// 円の色を変える
circle.graphics.clear().beginFill("blue").drawCircle(0, 0, 50);
}
function step2(){
alert("トゥイーンが終わりました");
}
トゥイーンを繰り返す loop
オプション
get()
メソッドの第二引数にオプションとしてloop : true
を設定すると、トゥイーンを無限に繰り返すことができます。
createjs.Tween.get(circle, {loop: true}) // ターゲットを指定
.to({x: 640}, 1000)
.to({x: 0}, 1000);