このページではGitとWinSCPのインストール手順を解説します。この手順は連載の次の記事で必要になりますが、Jenkinsだけを試したい方はこのページをスキップしていただいて構いません。

git for windowsのインストール

「git for windows」は、Windows環境でgitを利用できるようにするためのソフトウェアです。

公式サイトよりダウンロードしたインストーラーを使ってインストールしていくのですが、「Adjusting your PATH environment」の画面では、必ず「Use Git from the Windows Command Prompt」に変更しましょう。ここを変更しないと、Jenkinsやコマンドプロンプト、PowerShellなどからgitコマンドを利用することができません。

git for windowsのインストール

インストールが完了したら、「PowerShell」または「コマンドプロンプト」で以下のコマンドを実行して、正常にインストールが完了しているか確認します。バージョンが表示されればインストール成功です。

git --version

Gitのバージョン表示

WinSCPのインストール

WinSCPはサーバーへファイルをアップロードするためのソフトウェアで、web制作の現場ではよく利用されています。このソフトウェアは実は「コンソールモード」を備えており、コマンドラインからも利用できるのですが、このモードを使うことでJenkinsとの連携が可能になります。Windows標準のFTPコマンドでは細かい設定ができませんが、WinSCPを使うことで複雑な設定もGUI上で簡単に行うことができるため、本連載ではWinSCPを使ってデプロイ処理を作成します。

WinSCPもインストーラーを使ってインストールしていき、コマンドラインから利用するために、インストールフォルダー(Windows 10だとC:\Program Files (x86)\WinSCP)を環境変数に登録してください。環境変数を登録後、「PowerShell」または「コマンドプロンプト」で、以下のコマンドを実行し、正常にインストールされていることを確認します。

コマンドラインで次のコマンドを入力すると

winscp -h

次のような出力が得られます。

WinSCP, バージョン 5.9.1 (ビルド 6885)
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