サービスを起動する

それでは起動コマンドを実行しサービス起動します。Terminalを起動し、docker-compose.ymlが配置されているフォルダへ移動し、次のコマンドを実行してください。

docker-compose up -d

-dオプションは、デタッチドモードとしてバックグラウンドでコンテナを動作させることができるオプションです。初回実行時はイメージファイルの取得などもあるため1〜2分程時間がかかりますが、エラーが発生せず、以下の内容が出力されれば起動完了です。

Creating network "xxxxxxx_default" with the default driver
Creating xxxxxxx_app_1
Creating xxxxxxx_db_1
Creating xxxxxxx_web_1
Creating xxxxxxx_php_1

起動完了後、https://localhost/からWordPressのインストール画面が表示されることが確認できます。自己証明書を使用しているため、アクセス時に証明書のエラーが表示される場合は、詳細情報を表示し、「localhostにアクセスする(安全ではありません)」のリンクからアクセスしてください。

また、本記事の例では、WordPressのデータはデータボリュームコンテナに格納していますが、次のようにホストマシンのディレクトリーをデータボリュームコンテナ内にマウントすることで、WordPressのテーマ開発やプラグインの開発も可能です。

# docker-compose.ymlのappコンテナにホストマシンのディレクトリーをテーマディレクトリーにマウントする場合の例
  app:
    build: ./app
    volumes:
      - /usr/local/nginx/html
      - ./www-data/icsmedia:/usr/local/nginx/html/wp-content/themes/icsmedia

おわりに

Docker Composeを使用することで、コンテナごとの起動順序を意識すること無く、容易にサービスを立ち上げられることを確認いただけたと思います。本記事では、HTTP/2に対応したWordPress環境の構築手順を紹介しましたが、docker-compose.ymlを変更するだけで、色々なコンテナを組み合わせた環境を簡単に作成出来ます。

本記事を参考に是非プロジェクトにあわせたオリジナルの環境構築にチャレンジしてみてください。