先日の記事「Arduinoと数百円のWi-Fiモジュールで爆安IoTをはじめよう」にて、Arduino(アルドゥイーノ)と爆安のWi-FiモジュールESP-WROOM-02を使って、お手頃にArduinoを無線化しスマートフォンから制御する方法を紹介しました。今回は続編として、サーバーサイドの処理をPHPではなく、バックエンドの機能を知識のないユーザーでも簡単に扱うことができるBaaS(バース)の中で、リアルタイムなデータ通信に向いているMilkcocoa(ミルクココア)を使って、トイレの使用状況を監視する仕組みをIoT(Internet of Toilet – トイレのインターネット)で作成しましたのでご紹介します。

装置を設置している様子

▲トイレ内で電気の光が当たるところに装置を設置します。電源はコンセントからACアダプターで供給。Arduinoに接続されている光センサーで明るさを検知し、Milkcocoaに送信します。

電気をつけると使用中、消すと空室に切り替わります

▲トレイに装置を設置し、使用状況を見ている様子です。トイレの電気の明るさを装置の光センサーが検知し、電気をつけると「使用中」になり、消すと「空室」に切り替わります。表示部分はHTMLで作成しているので、PCとスマートフォンのWebブラウザで閲覧できます。

Milkcocoaとは

Milkcocoa

Milkcocoaは、IoTデバイス・スマートフォン・PC間で簡単にリアルタイムなデータのやり取りが出来るようになるクラウドプラットフォームです。

Milkcocoa | リアルタイムアプリ・IoTやるならMilkcocoa

様々なSDKがGitHubで公開されており、ArduinoやRaspberry Piなどのマイコンボートはもちろん、JavaScriptを扱える環境(WebサイトやNode.jsSwiftElectronなど)でも開発できます。料金プランには無料プランとカスタムプラン(有料)があり、1つのMilkcocoaアプリへの同時アクセス数が20件までと制限はありますが、電子工作の範囲であれば問題なく使用できます。

トイレの使用状況を監視する仕組み

構成図

Arduinoに光センサーとESP-WROOM-02を接続しトイレに設置します。光センサーの値をMilkcocoaへ常時送信し、スマーホフォンのWebブラウザでMilkcocoaからセンサーの値を取得してトイレの使用状況を確認します。電気が点灯していると使用中、消灯していると空室とします。

下画像は実際に設置した装置です。Arduino・Wi-Fiモジュール・光センサーとシンプルな回路でできています。

トイレに設置した装置

次のページでは必要なパーツと回路の組み方を解説します。