みなさんはRaspberry Pi (ラズベリーパイ)をご存知ですか? Raspberry Piはイギリスで生まれた、手のひらに収まってしまうほどの小さなコンピューターです。本来、学生の教育用として作られたものでしたが、最近では製品から個人の趣味まで広い範囲で使用されるようになりました。なかでもIoTデバイスとして注目が集まっており、Raspbberry Piを使った面白い事例(参考「誰でもIoTが自作可能なラズベリーパイ驚きの海外事例7選 | freshtrax」)が次々と発表されています。

今回はRaspberry Piを使ったIoTの開発の第一歩として、Raspberry PiとNode.jsを使ってLチカ(LEDをチカチカ)させる方法の紹介をします

上の動画のようにRaspberry PiからLチカさせる事が本記事の目標です。

はじめる前に準備するもの

Raspberry PiでLチカさせるには以下の材料が必要になります。

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  1. Raspberry Pi 1個
  2. ブレッドボード 1個
  3. ジャンパー線 オス-メス 2個
  4. LED 1個
  5. 抵抗 1kΩ 1個

以上の物が揃えば準備は完了です。今回はRaspberry Piのセットアップが完了している環境を前提として説明していきます。セットアップ方法は次の記事を参照ください。

回路を組んでみよう!

早速回路を構築したいところですが、誤った回路で動作させてしまうとパーツが壊れてしまう事があるため、まずは各パーツについて正しく理解しておきましょう。

GPIOピン

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今回最も重要なパーツとしてGPIOピンの説明をしておきます。GPIOピンとは電気信号の入出力ができるピンです。Raspberry PiのGPIOピンから電子部品との値の受け渡しや電力の供給などを行う事ができます

ブレッドボード

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電子工作をする場合の実験場となるボード。ハンダ付けが必要なくLEDやジャンパワイヤーなどの電子部品を刺していくことで簡易的な回路を組むことができます。穴の下は上の図の線のように回路が繋がっています

LED

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LED足が二本の足がついており、長い足がアノード(プラス)、短い足がカソード(マイナス)になっています。今回のデモでは青色LEDを使用していますが、好きな色のLEDを使用して問題ありません。

抵抗

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LEDに必要以上の電圧がかかり過ぎるとLEDが故障する場合があります。そこで抵抗を挟んでLEDに最適な電圧に調整します。抵抗にはプラスマイナスの向きはありません。

ジャンパー線

1601_raspberry_pi_led_jumper

電子部品間の導線を担うものです。先端がオス-オス、オス-メス、メス-メスの三種類ありますが、今回はオス-メスを使用します。

回路の構築

では実際に下の図のように回路を組んでいきます。

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※この回路図はFritzingで作成したものです

構築した回路と図と見比べて、正しく構築されていれば回路の準備は完了です。

次のページではJavaScriptでLチカさせる方法を紹介します。