本書の内容を紹介

本書では、Arduinoを使った電子工作の基礎から、インターネットにつなぐまでを8つの章に分けました。Chapter 1〜4でArduinoを使った電子工作を学び、Chapter 5〜8でサンプルをもとに電子工作とインターネットを組み合わせる方法を解説します。それぞれの章でどのようなことが学べるのかを、実際に掲載している写真を交えて紹介します。「普段から電子工作しているから基礎は大丈夫!」という方は、Chapter 5から読み進めてもよいでしょう。

  • Chapter 1:電子工作をはじめよう
  • Chapter 2:Arduinoを触ってみる
  • Chapter 3:電子工作の基礎知識
  • Chapter 4:いろんな電子部品を試してみよう
  • Chapter 5:インターネットにつなげるには
  • Chapter 6:Webサービスでもっと簡単にインターネットにつなげるには
  • Chapter 7:家電をネット化しよう
  • Chapter 8:明日から使える装置を作ってみよう

Chapter 1:電子工作をはじめよう

この章では、Arduinoを使った電子工作のはじめ方を解説します。この章を読むことで、Arduinoを使った電子工作にはどのような知識・道具が必要なのかがわかります。「電子工作の何がわからないのかもわからない」という方に向けて、電子工作とは何なのか? から解説しているので、電子工作の楽しい雰囲気を感じていただけると思います。

Arduino Uno

▲標準的なモデルであるArduino Uno

Chapter 2:Arduinoを触ってみる

この章では、Arduinoのセットアップから電子回路を作成して動かすまでの流れを解説します。Lチカさせるシンプルな装置を、実際の電子回路とスケッチ(プログラム)を通して、Arduinoがいかに手軽であるかを体験します。電子工作を初めて経験する方にとって、忘れられない瞬間になるでしょう。

Lチカしている様子

▲ArduinoでLチカしている様子

Chapter 3:電子工作の基礎知識

この章では、電子工作に必要な電気の仕組みや電子部品の種類などの基礎知識を解説します。電気の仕組みや計算方法は取っつきにくい印象がありますが、本書を読み終わった後も使える知識のため、イラストを使って解説しました。「電子工作の経験はあるが、電子回路の知識には自身がないな」といった方にぜひ読んでいただきたいです。

Chapter 3:電子工作の基礎知識

▲「抵抗」という電子部品の値の見分け方もイラストを使ってわかりやすく解説

電気の知識の他にも、苦手意識を持っている方が多いハンダ付けも、きれいにできるコツを写真を使ってわかりやすく解説しました。

抵抗を基盤に固定している様子

▲抵抗を基盤に固定している様子。電子部品の形状によって最適な固定方法は異なるので、そこを押さえるだけでもハンダ付けは格段に上達します

Chapter 3:電子工作の基礎知識 ハンダ付けの方法

▲ハンダ付けに必要な道具、手順を写真で解説

Chapter 4:いろんな電子部品を試してみよう

この章では、さまざまな電子部品の使い方を解説します。他の解説書ではバラバラに紹介されがちですが、本書では辞典のようにサッと引いて電子回路が作成できるように1箇所にまとめました。さらに、電子回路を回路図、実体配線図(実際に電子部品を配線している様子をイラストで表した図)、実際に作成した電子回路の写真を用いて解説することで、本書を見ながら直感的に作成できるようにしました。作成した電子回路を動かすスケッチも用意していので、プログラムの経験が無い方でもコピペしてArduinoボードに書き込むことで動かせます。

  • スイッチ
  • 光センサー
  • 温湿度センサー
  • 距離センサー
  • 焦電センサー
  • 振動センサー
  • 加速度センサー
  • 圧力センサー
  • 曲げセンサー
  • DCモーター
  • サーボモーター

圧力センサーを使った電子回路の実体配線図

▲圧力センサーを使った電子回路の実体配線図

Chapter 4:いろんな電子部品を試してみよう

▲電子回路も見るだけで作成できます

次のページでは、本書の肝である「インターネットと電子工作の組み合わせ」でどのようなことが実現できるのかを紹介します。どの作例も基本的な技術は同じなので、センサーと表現方法の組み合わせで作成できる装置は無限大です。